第66章 寒い日の視察

アンダースはセバスチャンとゼブラン、フェンリスが彼の防護の増強について、その必要性を語り合っているのを耳にしながら、ひたすら彼の皿に注意を集中させていた。これはどうも……彼らが大層楽しそうにそのことについて彼の面前で語り合う場に、自らの牢獄が強化されようとしている囚人として座っているというのは、とても奇妙な感じがした。

彼の一部分は、今この瞬間どこか別の場所に居ることが出来ればと願っていた。また別の部分は、ソリアが彼にスタークヘイブンへ戻るのを許してくれたことに、ともかく感謝していた。更に言うなら、もし本当にセバスチャンがそう望んだとしても――そこのところはアンダースには確信が持てなかったが――彼女の願いを無碍に断れないような条件を付けて、彼の『留置』を手配してくれたことについても。彼の軽率かつ衝動的な行動が、彼ら双方に今の……関係を続けるのを難しくしていたのは間違い無かった。

しかし彼の心は幾度も、セバスチャンがソリアに『彼は私の囚人です、彼を連れて行かれるのでしょうか?』と尋ねた瞬間を思い出していた。その瞬間の、その台詞を、単にあるべき姿よりも深読みするべきでは無いと彼は知っていたが、それでも彼は確かにその台詞を口にする前、セバスチャンの顔に一瞬寂しそうな表情が過ぎったのを見たと確信していた。彼の声が、ごく微かに震えていたのを聞いた。

彼はしばしば、一体ソリアとセバスチャンは共に散策しながら、長々と一体何を語っていたのだろうかと不思議に思っていた。セバスチャンの語った何の、あるいはどんな行動のせいで、彼を旅に同行させるかあるいはアマランシンへと送り返すよりも、大公の元に残すという予想外の決断をソリアがすることになったのだろうか?それとも、単に彼自身が、大公の監督下に戻りたいと願ったからというだけか?
彼はセバスチャンの衛兵が数多く居たからという理由で彼女が決断を曲げたとは思えなかった。彼女はソリアだ。もし彼女が本当に、彼をヴィジルズ・キープへ戻らせるか、あるいは自由放免とするか、あるいはその場で殺人の罪において処刑することを望んでいたとしたら、衛兵が居ようと居まいと彼女がそうしたのは全く疑う余地はなかった。彼女は何しろ、全域がダークスポーンの軍勢の支配下にある街を、僅か三名の仲間を従えて戦い抜いた女性なのだから。

その思いから、彼は顔を上げるとゼブランをしげしげと眺めた。彼はその三名のうちの一人だった。アーチ・ディーモンの死後数ヶ月の間、畏敬の響きと共にその名が語られた三名。ゼブラン・アライナイ、アリスター・フィッツセリン、オグレン・コンドラット。彼らの名は一時ソリア・マハリエル、フェラルデンの英雄その人に匹敵するほど有名となった。アリスターはその後フェラルデン国王となり、彼の名声がソリアと肩を並べる程となったのはもちろんのこと、即位と共に彼の姓からは『フィッツ』は静かに切り離された。一方他の二人は、速やかに皆の意識から消えていった。自ら好んでのことだろうと、アンダースは想像した。間違い無くこのエルフは注目を浴びることは好まなかっただろうし、ドワーフもほんの少しでも名声を気に掛けたことなど無かっただろう、少なくとも彼が酒場で一杯おごって貰える間は。

このテーブルに座る皆が大なり小なり有名――彼の場合は、悪い方向で――だと彼は思った。その考えは、彼がこのグループの除け者だと言うことを改めて思い出させて、彼は更に落ち込んだ。アポステイトメイジ、囚人、殺人犯

彼は俯いてアッシュに鶏肉の欠片を与えながら、他の三名がぐずぐずと空の皿を囲んで、和やかかつ楽しげに笑い話し合っているところに留まるよりも、何か適当な言い訳をして先に席を立てないものかと願っていた。


セバスチャンは再びテーブルの向こうをちらっと眺めて、アンダースの意気消沈した、肩をすくめ背を丸め、まるで彼が膝の上の猫を掻き抱くようなのを見て取って、あからさまに眉をひそめないよう気を配った。遅ればせながら彼は、昼食の間彼らが語っていた話題が、最も如才ない選択という訳では無かったと思い至った。
アンダースが彼の客人では無く囚人としてここに居るということを、如何に容易く彼が忘れてしまうかということに気付いて彼は顔を赤くした。彼らが保安措置の強化を実施すればするほど、このメイジを護るのと同様に、さらに固く閉じ込める役割を果たすのは確かだった。

彼は咳払いをした。
「さてと、君が敷地内の視察を終えたところで、更に詳細な提案を聞かせて貰えるものと期待しているよ、ゼブラン。それと君がこの件について乗り気になってくれたことに感謝したい」

ゼブランは頷いた。
「もちろんそうしよう。フェンリス、そろそろ行こうか?僕の食事は終わったしね」

フェンリスは短く頷いて立ち上がると、アンダースの方をちらりと一目見た。
「いいとも。俺の部屋に先に寄って、外套を取ってきた方が良いだろうな。今朝早く外に出た時には相当寒かった」

そして二人のエルフは共に部屋を出て行き、アンダースはアッシュから顔を上げた。
「僕も、もう行かないと……」と彼は言い出した。

「待った」とセバスチャンは思わず口にして、それから微かに顔を赤らめ目を背けた。
「お前と話がしたい」

アンダースはぴたりと動きを止め、まるで怖がっているかのように彼を見つめたが、やがてその視線をアッシュに戻すと、繰り返し猫の背中を撫でた。
「何について?」
しばらくした後、彼は故意に感情を消したごく静かな声で尋ねた。

セバスチャンは一瞬眼を閉じ、メイジの声のよそよそしさに男が随分遠くに居るように感じてひどく心が痛んだ。その距離は、彼自らが二人に強いたものだと彼には判っていた。二人に必要な距離。それでも彼はやはり後悔していた。メイジとのお喋りが懐かしかった。二人に取っていつの間にか習慣となっていた屈託のない会話、あれ以前の……

「何でも」抑圧された彼自身の感情から、荒々しい声で自分がそう言っていることに彼は気付いた。
「犬達の様子はどうだ?」

アンダースは顔を上げ、長い間ただ彼の方を見つめていた。
「元気だよ」と彼はようやく答えた。
「表に出るためにずっと長く歩かないといけないことや、そのせいで表に居られる時間がどれだけ限られているかも、大して気にはしていないみたいだ。だけどガンウィンは一階の大広間の、ピカピカに磨かれた床は気に入らないみたいだね。ひどく滑りやすいからあの上では上手く走れないんだ」

セバスチャンの唇の隅が、ごく小さな笑みに曲がった。
「それでハエリオニは?」と彼は尋ねた。

アンダースは肩を竦めた。
「我慢しているよ、もっとも彼女は滅多に走らないけど」と彼は静かに言うと、再び顔を上げた。
「犬達が最初にゼブランと会った時の様子は見物だったよ。きっと彼らは、僕が居なくなった時の彼の臭いを覚えていたんだろうな。ある朝彼が僕と話をするために部屋にやって来た途端、彼らは唸り声を上げて警戒しだした。彼は僕に何も危害を加えないと説得するのには随分と時間が掛かった。不思議なことに、今回はガンウィンの方が聞き分けが悪かったね、未だにゼブランの側に居る時はじっと警戒している。僕がこのエルフは友達だと言っても、まるでこいつの正体を僕が判っちゃ居ないといったような感じでね」
と彼は言うと、ほんの僅かな笑みが彼の唇に浮かんだ。

「それも奇妙といえば奇妙だ、何故ってフェンリスを受け入れたのは彼の方がハエリオニよりずっと早くて、彼女はいとも簡単にゼブランを受け入れたのに」

「おそらく、フェンリスは実際にお前を傷つけたことは無いからかな?」とセバスチャンは言った。
「別の見方をすれば、フェンリスがお前に対して持っていた嫌悪が完全に消えるまではしばらく掛かっただろうから、ハエリオニの方が彼ら二人の立ち居振る舞いや表情の差を読み取るのに長けているのかも」

「そうかもしれない」とアンダースは頷いた。再び彼らの間に重い沈黙が訪れた。アンダースは不安げに椅子の中で身をよじった。
「もう行かないと」と彼はとても小さな声で言うと、再び顔を背けた。

セバスチャンは小さく息をつくと頷いた。
「判った。また、明日な?」
その言葉が単なる決まり文句ではなく、疑問として口から出たのに改めて彼は驚いていた。

アンダースは彼に再び目線を向け、そして頷いた。
「ああ。また明日、もし診療所の方が忙しくなかったら」

彼はアッシュを胸に抱えて慌ただしく立ち上がると部屋から出て行った。セバスチャンは彼が立ち去るのを見つめ、そのあとテーブルに座ったまま長い間ぼんやりとフォークを弄んでいたが、ようやく席から立つと寝室へと向かった。散歩でもしよう、と彼は思った。多分ゼブランとフェンリスに追いつけば、彼らが何を話し合ったか聞けるだろう。


ゼブランは二人で共に歩きながら、こっそりフェンリスの方をほれぼれと眺めていた。彼の重い外套に身を包み冬服を着たエルフは、室内の食事の席で見た時よりもさらにハンサムで、黒色の毛織物に灰色狼の毛皮で縁取りした外套は彼を実に気品ある姿に見せていた。両手剣と外套を身に付けた彼の姿勢は著しく改善され、落ち着き自信に満ちた様子で城の敷地内を案内して回り、そこここで出会う衛兵と言葉を交わしたり頷いて見せ、衛兵の巡回経路や日常業務を説明しながら彼の手は優雅な弧を描いた。この瞬間の彼はまさに本領を発揮しており、彼が感じていたであろうためらいも全て忘れ去られていた。

ゼブランはちらっと目線を下にやって、フェンリスの裸足が雪の払いのけられた石の通路を歩いて行く姿に思わず身震いした。彼らはアンダースの診療所の内庭を見おろす塔に向かって歩いていた――古い厩を改造したものだとフェンリスは言った――塔の出入り口からは、患者達が城の敷地内に立ち入ることなく診療所へと出入り出来るようになっていた。
彼は多くのエルフが裸足で居ることを好むのは知っていたし、フェンリスの長い足指が足下の石畳をしっかりと掴む様子からは、確かに摩擦という点においては裸足にも利点があると彼にも理解出来た。それでも彼は、今の自分の足が毛皮に縁取りされた革製の長靴に温かく包まれているのがありがたかった。彼が好んで履くアンティーヴァ革の長靴では、フェラルデンの苛烈な冬の寒さから足を護るには不十分だとソリアが気付いてからは、彼女は毎年のように新年の贈り物としてこの長靴を贈ってくれた。

フェンリスがふと言葉を切り、ゼブランは自分が別のエルフの足をしげしげと凝視しているのに気付かれたと知った。彼は急いで、彼一級の人好きのする笑みをひらめかせた。
「ごめん、ちゃんと聞いてるから!本当だよ。ただ、君が裸足で、冬の最中に馬に乗ってどうやって寒さに我慢出来るのかと思っただけでね。つま先が凍り付かないかい?」

フェンリスの唇の片隅が急に曲がり、彼は一瞬笑ったようだった。
「あるいは、だが俺は……その、共通語であれを何と呼ぶのか知らないが、タパデロと言う、あぶみに付ける革の覆いの様なものを使っている。冬に使う物は羊毛で内張りされているから、相当ひどい状態でもそれなりに俺の足を温かく保ってくれる。それでもまだ冷たく感じるようなら、俺の外套は下まで降ろせば足を覆うだけの長さがあるし、それで馬の体温も閉じ込めることが出来る」

ゼブランは頷くと大げさに身震いして見せた。
「僕はやっぱり、暖かい長靴を履く方が嬉しいな!たった今、雪の上に立っていても君の足は冷たくないのか?」

フェンリスは肩を竦めた。
「少しは、だが俺達はすぐ屋内に入るし、そうすればまた診療所に降りるまでに足の温まる暇もあるだろう」

実際数歩歩いたところで彼らは見張り塔の二階へ通じる扉にたどり着いた。フェンリスが扉をノックすると覗き窓が開かれ、衛兵が外に居るのが誰かを認めて、扉が開かれた。

屋内は外よりは確かに温かかったが、やはり大層ひんやりとしていて、壁の片側に造り付けのこぢんまりとした暖炉は、衛兵達が階下の通用口を覗くための銃眼を通じて這い上がる冷気を追い払うには全く不十分だった。今日は既に診療所は閉まっていたため通用口には誰も待っておらず、扉は両側とも閉じられていたため、少なくとも強風が吹き込むことは無かったが、それでもまだゼブランが温かいと見なすにはほど遠かった。見たところでは衛兵達も全く同意見のようだった。皆冬用の暖かな衣服に身を包み、壁に開けられた縦長の穴から通用門へ続く石畳の歩道を見張っている一人を覗いては、ちっぽけな暖炉の回りに寄り集まっていた。ゼブランは、恐らく彼らは今朝のとりわけ寒い間の当番を受け持ったのだろうと想像した。

フェンリスは彼らに手早くゼブランのことを『セバスチャンの客人』として紹介した。彼は衛兵達から少しばかり好奇の目線を受けはしたが、全体的には皆それなりに友好的で、フェンリスが真面目な顔つきで二人のために通用門の仕組みを実演して貰えないかと頼むと、彼らはいそいそと取りかかって、巻き上げ機と滑車を使って重い扉を開け閉めする様子を見せ、その間に先任の衛兵が全ての仕組みを説明した。ゼブランが頷いて見せると、フェンリスが衛兵達に礼を言って、エルフ二人は立ち去った。

それから彼らは診療所を訪れ、共にドゥーガルとシスター・マウラと親しく言葉を交わし、助手二人が誇らしげに清潔できちんと片付けられた小さな施設を案内して廻った。何人かの患者が宿泊用の部屋に休んでいて――明らかに今朝の事故の被害者と思われた。それから彼らは天守の方に向かって歩いて戻り、アンダースのコテージの周辺の、壁に囲まれた庭に通じる衛兵詰め所と一体となった門を通り抜けた――コテージ自体は現時点では無人のため、ごく僅かな衛兵しか配置されていなかった。

彼らが保安措置について討論してしばらく時間を過ごしている間に、セバスチャンが二人に追いついたのは、その庭の中だった。彼は温かくエルフ二人に笑いかけた。
「やあ、こんにちは!しばらく私も仕事から抜け出して、君たちの視察がどうだったか見に来ようと思ってね」
彼はそういうとゼブランを興味深げに見つめた。

「申し分ないものだったよ」とエルフは言った。
「ちょうど視察を終わる所だったんだ、実のところ。僕はもちろん今日見たことをじっくり考えてみる必要があるだろうけどね、だけど幾つか有用な助言が出来るのは間違い無いと思う」

「それは素晴らしい!君からの助言が聞けるのを楽しみにしているよ。アンダースも犬達もここを恋しがっている」と彼は言うと、庭に向けて手を振った。
「城の中よりもここの方がずっと庭に出入りしやすいし、人目に付くことも少ないからな」

ゼブランは頷いた。

「フェンリスは抜け道のことは案内したかな?隠し階段の?」とセバスチャンは二人に尋ねた。

ゼブランは少しばかり驚いた。「いいや、そんなものがあるとは気が付かなかったよ」と彼は言った。

フェンリスが声を上げた。
「俺が話して良い秘密だとは、考えなかった」と彼は重々しく言った。

セバスチャンは頷いた。
「なら私が紹介することにしよう」と彼はゼブランに向かっていった。
「既に君のことは充分信用しているからには、この小さな秘密を明かしたところで何か害になるとは思えないな」

フェンリスが再び声を上げた。
「さて、もし君たちどちらも俺に特に用が無ければ、俺は馬達を見てきてから部屋に戻ることにしよう」

「他に聞きたいことがあったら、後で君に尋ねることにするよ」とゼブランは言って、彼が立ち去ることへの失望を微笑みで覆い隠し、それからセバスチャンに向き直った。彼もフェンリスに頷いて別れの挨拶をし、それからゼブランをコテージへと案内した。

ゼブランは実際、隠し階段の精巧さに魅了された、とりわけセバスチャンが、ドワーフ製の頑丈な金属障壁が如何に素早く侵入者を遮断するかを実演して見せた時には。
「最高だね!」と彼は驚いていった。
「ナサニエルと僕が、アンダースをコテージの外で捕らえることに決めたのは幸運だったよ。この抜け道があれば、ほんの数秒早く危険に気付かれただけで、僕達から苦も無く逃げ去ることが出来ただろうね」

セバスチャンはまるで彼自身がこの仕組みを考えついたかのように嬉しくなり、歯を見せて笑うと、再びクランクを延々と廻して障壁を開いて留め金を掛け、それから暗闇の中を階段を登って彼の居室へと二人を導いた。
「私の寝室だ」と彼は階段から抜け出した時に説明した。
「あのコテージは、私の曾祖父の時代に、彼と正妻が別居するようになった後愛人を住まわせるために造らせたものだ。とはいえ、アンダースをあのコテージに移してからしばらくするまで、あの階段の存在にさえ私達は気付いていなかったのだが。あの庭はこの部屋の真下にあるのに、なぜ入り口まで長々と壁の回りを歩く必要があるのか、私は不思議に思ってしかるべきだったな」
彼はニヤッと笑いながらそう付け加えると、寝室を出て居間へと案内した。

「するとどういう経緯であの階段が発見されることになったのかな?」とゼブランが不思議そうに尋ねた。

セバスチャンは顔をしかめると、一瞬怒った顔をした。
「ああ、それもまた長い話だ」と彼は言うと、ゼブランに暖炉の側の椅子に座るよう促し、自分もその一つに腰を下ろした。ゼブランは喜んで彼の隣の椅子に腰掛け、それからセバスチャンはメイジの最初の誘拐の企てについて語った後、ごく自然な様子で別の出来事へと話を進めた。

やがて彼の話も終わった。ゼブランは彼に感謝を述べ、翌日の昼食にも同席すると喜んで約束した。彼らが立ち上がって、セバスチャンが彼を居室の戸口へと送りだそうとした時、彼は立ち止まった。
「そうそう。フェンリスが僕達のキャンプに現れる前、僕達がもう完璧にアンダースを奪い取ったと確信していた時のことだけどね……ソリアがアンダースに、彼が望むなら二人の旅に同行するか、あるいはアマランシンへ送り返して、そこのグレイ・ウォーデンに戻るかと聞いたんだ。その時彼は何と答えたか知ってるかな?」と彼は尋ねた。

セバスチャンは眉をひそめた。
「いいや、ソリアも彼も、そのことについては何も言わなかった……」と彼は答えると、不思議そうにゼブランを見つめた。

ゼブランは彼に向かって温かく笑いかけた。
「彼はその代わり、スタークヘイブンに戻りたいと言ったよ」と彼は言うと、驚いたセバスチャンが返事を返せる前に、スルリと扉から出ていった。

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第66章 寒い日の視察 への2件のフィードバック

  1. EMANON のコメント:

    ゼブラン、あんたの一目惚れがどーとかフェンリスが
    ハンサムでキャッ♪とかもう腹いっぱいだからとっとと
    仕事しろやゴラァ!

    とりあえずLaffyさんの心の声を代弁してみましたw

  2. Laffy のコメント:

    コメントありがとうございます(^.^)
    うはははは。いやもう彼は、最後の一節だけで全部許すw
    後はおんまさんに勝てるよう頑張ってくれwww

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