第91章 魔術と狂気

翻訳者注:大量の流血と一部グロテスクな表現があります。


フェンリスは襲撃予定地点を見渡して、ゼブランに意見を聞いた後で、落ち着いて皆に命令を下した。アンダースとゼブランは峡谷に掛かる橋から一番近い藪に潜み、ゼブランは道のすぐ近く、アンダースはその後ろに数名の衛兵と彼の犬達に護られて隠れることになった。
フェンリスと衛兵数名は街道を挟んで反対側で待機し、そしてデイン率いる衛兵の主部隊がその地点から少しばかり道を進んだところで待ち構える。彼らの馬とアンダースの猫は少し離れた森の中で安全に待機することになった。

計画はこうだった――ゴレン一行の馬車と前方を進む護衛に橋を渡らせた後で、アンダースが橋を通行止めにし、彼らの衛兵の主部隊が道の行く先を塞ぐ。いったん彼らがジョハンナの居る馬車を確認した後はゼブランはジョハンナのみに集中し、フェンリスはセバスチャンの居場所を探し救出に専念する。
ゼブランの助言に従って、彼らは衛兵の主部隊が待つ場所のほんの少し先で、道の片側にある巨木の幹を一部を残して削り取った。後は皆で一押しするだけで巨木は倒れて道を塞ぎ、ゴレンの一行がもし急場を凌いだとしても、容易く前方へ逃げ去るのを妨害することとなる。

計画は練られ、準備は整った。彼らはいったん街道からたき火の無いキャンプに引き下がり、ゴレン一行が移動を開始したという知らせを待つ間に、もし彼らが今日出発しなかった場合どうするかを話し合った。ゼブランは夜間の救出は可能だろうと提案したが、その場合は少なくとも彼がセバスチャンの居場所を再び確認出来ることが前提になった。

その日の正午近くになって、ジャーヴィンと共に送った偵察隊の一人が、館の中庭に動きが見られるとの知らせと共に戻って来た。どうやら間違いなくゴレン一行は今日出発しようとしているようだった。少し後に二人目の偵察が到着し、彼らは馬車を二台と、騎乗した護衛の一群を用意していると伝えた。更にかなり後になって、ジャーヴィン自らが馬を全速力で走らせて戻って来た。彼はゴレンとその家族が館を出て馬車に乗り込むところまで見ていた。彼らがその後すぐに館を出発するであろうことは火を見るより明らかだった。

全員速やかに配置の場所に付いて待機した。ゴレン一行はジャーヴィンがその場を離れた後で出発しているし、馬車は彼の馬より当然速度は遅かった。だらだらと果てしなく待機が続くように思われたが、ついに彼らは街道の遙か向こうに、きらりと光る物が動く姿を捉えた。ゆっくりとした速度で橋に向かって進んで来る護衛の鎧が、白昼の太陽を反射してちらちらと光っていた。

アンダースは不安げに下唇を噛み、騎乗した護衛達と大きな馬車が近づいてくるのをじりじりしながら眺めた。先頭の馬車はより華麗で、磨き込まれた真鍮製の金具は既に道路の埃を被り、そしてより立派な馬が引いていた――明らかにヴェイル一族が乗る馬車だった。後ろに続く、より大きく簡素な拵えの馬車は、恐らく召し使いと荷物を載せていると思われた。
彼は難しい顔をして、一体どちらにセバスチャンが乗せられているのだろうかと思った。彼らが更に近づくにつれ、二台目の馬車の後ろにも後衛の護衛が連なっているのが見えた。

先頭の護衛達が橋を横切った、そして一台目の馬車、二台目、そして後衛が橋に近づいた……

木の幹が裂ける大きな音が響き渡り、轟音と共に先頭の馬の鼻先で大木が道を塞いだ。馬達が驚き跳ね回るうちに、セバスチャンの衛兵達が隠れ場所を飛び出し、混乱したゴレンの一行に容赦なく襲いかかった。アンダースも急いで立ち上がると、元素魔法を呼び起こして橋を氷で覆った。まだ橋の上に居た護衛達の馬は、突然足元がつるつる滑り出したことに動転し、その場で転倒するものや峡谷に落下するものも居た。更に橋のたもとに潜ませておいた油に彼は火を放ち、燃え上がる炎のカーテンが怯えた人と馬の退却を拒んだ。

彼は負傷した護衛や馬の悲鳴をともかく心から追い払い、橋を通り過ぎた一行がどうなっているか見ようと振り返った。セバスチャンとゴレンの衛兵達が大勢入り交じって戦っていた。前方の馬車の側で、道のこちら側の茂みの中を動く姿がちらりと見え――ゼブランだ、と彼は思った――そしてフェンリスと数名の衛兵が、後ろの馬車に走っていくのが目に入った、エルフはそこにセバスチャンが居るに違いないと見当を付けたようだった。

一台目の馬車の扉が開き、尊大な顔つきのブロンドの女が身を乗り出すと、細い手でドレスの裾をつまみ上げ、もう一方の手で扉の枠を掴むと素早く道の左右を見渡した。ゼブランが藪から飛び出し、その女は掻き切られた喉から血を噴き出しながら街道に崩れ落ちた。
彼らのまさに計画通りに全てが進んだように思われ、アンダースは高揚した気分がわき上がるのを感じた――しかしその直後に、倒れた女の身体が霧状の血と肉片をまき散らして破裂し、事態を理解したアンダースの背筋を冷たいものが走った。最初に倒れた女は、ジョハンナ・ヴェイルでは無かった

次に馬車から一人の男がダガーを片手に飛び出してきた。赤みがかった茶色の髪と鮮やかな青い眼の、見慣れた顔。セバスチャン。彼は周囲の戦いの様子を見もせずに、一直線にゼブランに襲いかかり、エルフはその凄まじい攻撃を避けて後ろに跳ね飛んだ。アンダースは罵り声を上げ、何をするか考える暇もなく前方へ走り出した、どうにかして二人が実際に傷つく前に大公を無力化しなくてはいけなかった。

二人目の女が馬車の扉に現れた。黒髪を留めた頭からは長い巻き毛が流れ落ち、緑色の眼を細めて彼女は辺りを見渡した。ゼブランは再びセバスチャンの攻撃を飛び退って避けると、ダガーを彼女に向けて投げ打った。しかし彼女は軽く手を振り、見えない手でダガーを叩き落とすと、まさしく捕食者の笑みを浮かべてアサシンを見つめた。
先のブロンドの女と同様に、彼女は道の前後を見渡し、不快な表情を浮かべた――道の前方は倒木が遮り、セバスチャンの衛兵が彼女の衛兵と争い、召使い達の怯えた叫び声が二台目の馬車から上がり、橋は氷と炎で遮られ、後方の衛兵は馬と共に倒れていた。

アンダースがようやく、セバスチャンに魔法を使える距離まで近づき、彼を麻痺させた。即座にゼブランは両手にダガーを持って女に突進した。一つ身振りをした彼女の衛兵の身体が、血飛沫を上げて破裂した。赤い霧の中、ゼブランは急停止して膝から崩れ落ちると、再びゆっくりと立ち上って膝の土ぼこりを払い、命令を待ち構えるように目の前の女を見つめた。アンダースも、あたりを見渡して彼に追いついた護衛を麻痺させ、前に進み出るとゼブランとセバスチャンに加わった。

黒髪の女は――ジョハンナは――彼らを見比べて嬉しそうな笑みを浮かべた。
「まあ、素敵だこと、もう一人メイジが欲しいとずっと思っていたのよ」と彼女はさも満足げに言った。彼女は馬車から降り、馬車の周囲で起きている戦いを無視して今や彼女の支配下にあるアンダースとゼブラン 1をよく見ようと歩み寄った。
「クロウですって?これは重宝な」

一人の男がようやく馬車の扉から顔を覗かせ、辺りを不安げに見渡した。ゴレン・ヴェイルだ、とアンダースは推測した。この男と大公の外見には確かに大まかに共通する一族の特徴があった。

「これは何事だ?襲撃か?」と彼はあたりを大きく眼を見開いて見ながら心配げに言った。

「心配なさいますな、愛しいあなた、私が始末致しますわ」とジョハンナが宥めるように言った。彼女は再び身振りをすると、酷く負傷した彼女の衛兵の身体が血煙の中で四散し、突如として周囲の戦闘の音がぴたりと止み、戦っていた衛兵達も動きを止めた。彼らは即座に落ち着きを取り戻し、彼女の衛兵でまだ元気なものは馬のところに戻って元の位置に着き、徒歩で来たセバスチャンの衛兵だった者達は負傷者と死体と馬を街道から引きずりだすために動き出した。
「お判りになりまして?もう大丈夫ですわ。子供達の様子を見てきてくださいなあなた、こちらの方は私が片付けますから」

ゴレンは頷き、穏やかに二台目の馬車に向けて歩き去った。ジョハンナはあたりを見渡すと、顔に嫌悪の表情が一瞬横切った。
「さあ。少なくとも、街に到着する時に、お前と私の衛兵達が一緒に居るというのは物事をよりそれらしく見せるであろうな、セバスチャン」と彼女は言い、それからフンと鼻を鳴らした。
「とはいえ、この有様を片付けて身綺麗にさせる間の遅れは至極厄介だこと」

地面を擦る足音、そして細身の身体が馬車の下から転がり出た。フェンリスの全身が青く輝き、彼は文字通り跳ね上がった。鬨の声か憎悪の罵りか、彼は大きく口を開けた。ジョハンナは身を翻し彼を薙ぎ払おうとした――しかしエルフの動作はさらに速く、その手が彼女の胸にまっすぐ突き刺さった。彼女は悲鳴を上げようとしたが、しかし微かなうめき声にしかならなかった。

「彼らを放せ」フェンリスが怒りを押し隠した冷たい声で言った。

服の上から胸を貫くフェンリスの腕を押しのけようと彼女は震える手で必死にあがいた。その手が何の抵抗も無く彼の腕をすり抜け、彼女の顔は蒼白となった。
フェンリスはさらに恐ろしい形相となって、彼の手を捻った。
「今すぐ!」エルフは彼女の面前で叫ぶと、その体内でもう一度手を捻った。彼女は微かな、消え入るような声で悲鳴を上げると、口の隅から細い血の筋が溢れだした。

アンダースは彼の膝が突然崩れるのを感じ、糸の切れた操り人形のように地面に叩きつけられた。そのような突然の反応を示したのは彼だけでは無かった。セバスチャンは両手両膝で這いつくばり、地面に嘔吐していた。ゼブランはよろめいたが、どうにか立った姿勢を保った。衛兵達の多くも地面に倒れ込み、単に混乱した様子の者から、激しくけいれんしている者、あるいは度を失って叫び、あるいはピクリとも動かぬ者も居た。

フェンリスは不意に腕を伸ばし、背中を突き破って出てきた手の中に彼女の心臓が握りつぶされていた。女の身体はぼろ布で出来た人形の様にくたくたと地面に崩れ落ちた。フェンリスは握った手を開き、血まみれの肉片がその側の地面に落ちた。彼は更なる脅威が無いか、油断のない表情であたりを見渡した。

「慈母アンドラステ……」ゼブランは畏怖の念のこもった声でささやき、フェンリスを見る視線には等しい量の驚愕と恐怖と賛嘆があった。

アンダースはよろよろと立ち上がった。セバスチャンは吐くのを止めてしゃがみ込んでいて、俯いて手の甲で口を擦り、蒼白な顔で身を震わせているようだった。アンダースは男の肩に手を触れると、セバスチャンが顔を上げて彼を見たときその肩を握りしめた。アンダースを見るその表情にはあらゆる感情が剥き出しになっていた。アンダースは手の下で彼が震えるのを感じとり、その瞬間ただ彼を抱いて慰め、彼からも慰めを得たいという以外、何も望まなかった。

突然、近くから悲鳴が沸き上がり彼らの注意を引いた。二台目の馬車の手前側の扉が勢いよく開かれ、中から片手で頬を押さえた女性が、大きく口を開けて痛みに泣き叫びながら転がりだしてきた。彼女の頬を横切る深い切り傷からは血がしたたり落ちていた。男性の召使い二人が彼女の後ろで無理に扉を押し通ろうとして、二人とも慌てふためいて逃げようとするあまり、狭い開き戸で身動きが取れなくなった。
馬車の中の誰かが一人の召使いを中から串刺しにして、鋭い剣先が男の胴体を突き抜け外に表れ、それから剣が抜かれ男の身体は内側に倒れ込み、もう一人の召使いは這いずって馬車を降りると無闇に走り去った。さらに召使い達が数名、向こう側の扉から折り重なるように逃げだし、馬車は乗客の脱出と、内側で起きている何かで激しく揺れ動いた。

最初の女性はあたりを見渡し、彼らの姿を捕らえるとスカートの裾を掴んで彼らの方へ走り寄り、恐怖のあまり頬の恐ろしげな傷も忘れ去ったようだった。
「ああ、助けて、お願いです、彼に殺される!」
彼女は狂乱して泣き叫んだ。


セバスチャンは飛び上がり、顔はさらに青ざめた。
「ゴレン!」と彼は叫び声を上げると馬車に向かって走り出した。他の三名も彼に続き、ゼブランは馬を回り込んで反対側の扉へ向かった。

馬車の内側は寒気を催す有様で、ゴレンが中央に大股開きで立ち、彼の剣を無闇に振り回しては叩きつけ、周囲の床と座席に散らばる死体をさらに切り刻んでいた。彼の眼にはすでにいかなる正気も残っていなかった。

セバスチャンは罵り声を上げた。その音か、彼らの動く姿か――何かが――ゴレンの注意を引き、彼は甲高く叫びながら扉へ突進し、その剣が致命的な速度でセバスチャンの胸に一直線に突き出された。
セバスチャンは凍り付き、彼の胸にまっすぐ向かってくる細身の剣を眺める間の一瞬が、彼にはひどくゆっくりと感じられた。それからアンダースが彼に体当たりをして、彼は横っ飛びで土の上に倒れ込み、メイジはその剣が代わりに彼自身の腕を貫いた痛みに悲鳴を上げた。

ほっそりした腕がゴレンの首に背後から巻き付くと、ダガーが致命的な動きで彼の首回りを引き裂き、頭が半分方、首から切り離された。ゼブランは死に行く男を倒れるに任せ、最後に開いた扉の背後から足で蹴り出すと、血まみれの馬車を眺め回した彼の顔に強い嫌悪の表情が浮かんだ。
「何と野暮な、馬鹿げた虐殺を……」とアサシンは吐き捨てた。

「大丈夫か?」とセバスチャンはアンダースがよろめきながら立ち上がるのを見て尋ねると、心配そうにメイジの腕の傷に向けて手を差し出し、しかしそれに触れる直前で止まった。

アンダースは頷いた。
「何とかなるよ」と彼は苦笑いをした。
「少なくともこの傷なら直すのはわりと簡単だから」そう彼は付け加えると、馬車の中の有様を見つめた。
「ともかく今は放っておくよ――僕の治療魔法を今すぐ必要としている人が他に居るようだ」

セバスチャンは頷いた。彼はあたりを見渡し、どうにか正気を保っていそうな少数の召使いと、近くの衛兵を皆呼び集めると命令を下し始めた。彼はすぐに怪我人を集めて別の場所へ移させ、馬車からはとにかく全ての身体を運び出して、まだ息のあるものと明らかな死体とに分けさせた。

運び出された中でも子供達の死体は見るに堪えなかった。彼の狂気の内にゴレンはとりわけ彼らを執拗に襲ったようだった。双子の赤子が先に見つかった。男児は彼の父親の剣に引き裂かれ、小さな女児は死体の下敷きとなって押しつぶされたと思われた。双子の乳児の目を閉じてやりながらセバスチャンの目には涙が溢れ、彼らの小さな毛布に包まれて他の死体と分けて置かれるのを見送った。

彼らは年長の少年を、馬車の後方で最後にようやく発見した。彼の乳母は父親の攻撃から自らの身体で彼を庇おうとしたようだったが、狂気に陥った父親は彼らに鋭い刃を突き立て、二人の身体を一突きで刺し通した。一組の衛兵がまだ柔らかい彼女の死体を先に運び出し、三人目が遙かに小さい少年を持って後に続いた。
セバスチャンは彼の若い従兄弟の 2身体を男の腕から受け取り、双子の側に運びそっと横たえた。彼はあまりに多くの無意味な死への怒りと悲しみに押しつぶされそうになり、その場にがっくりと膝を着いた。ジョハンナがブラッド・マジックを増強するため殺した者。対立する衛兵同士の戦いの中殺された者。彼女が死んだ際にその場で息絶えた、あるいは心を喪った者。ゴレンの最後の狂気の内に殺された者。

アンダースが近付いてきて、取り乱した男の側に片膝を着いて屈みこんだ。
「一番ひどい怪我人は治療したよ」と彼は静かに言った。
「皆であの館に戻ることを考えた方が良い。まだ怪我人が大勢居るし、身体には異常が無くても、精神的にひどく混乱している者も大勢居る……それにジョハンナが死んだ以上、あの館も間違い無く狂気に覆われているだろう」

セバスチャンは疲れたように頷いた。
「ああ。それに私達が街に戻る前に焼かなくてはならない沢山の死体も」と彼は苦々しい声で言うと、再び三体の死体を見下ろした。
「小さな……こんな小さな子供まで……」

アンダースは頷くと、手を伸ばして幼い少年の目を閉じようとした。そして彼の手が止まった。

「彼はまだ生きている」とアンダースは衝撃を受けてシュッと息を漏らすと、血に染まった少年のシャツを引き裂き、身体の横の、まだ徐々に血がにじみ出る傷口を露わにした。彼はその上に手を押し当て、既に治療魔法の輝きが溢れだしていた。
「急いで、ポーションを――リリウムが足りない……」

「リリウム・ポーションだ!」とセバスチャンは叫び、立ち上がってあたりを大慌てで見渡した。「誰か持っていないか?」


Notes:

  1. “the Anders and Zebran”:このTheは所有格、『ウチの』というような意味。
  2. 従兄弟の子供は従甥(first cousin once removed)だが、この長ったらしい呼び方でも判るとおり英語に適切な用語は無いようだ。傍系親族略皆従兄弟。
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第91章 魔術と狂気 への2件のフィードバック

  1. EMANON のコメント:

    ゼブラン一目惚れ(二回目)

    従兄弟とか再従兄弟(はとこ)とか又従兄弟とか
    姪孫とかなったらもうわけわかりません。
    全部まとめて「遠縁」www

  2. Laffy のコメント:

    コメントありがとうございます(^.^)
    英語だとその辺全部ひっくるめて「従兄弟」ですねwそもそもゴレンだってどの従兄弟だか。

    やっぱり可哀想なのはセバちゃんだなあ。
    アンダースは確かに死ぬような目に有ったけど、ゼブランもフェンリスも居たし。
    セバスチャンは一人で身動きの取れないままずっと心配して心配して、やっと安心出来たと思ったら操られてて。
    「月光」のホーフェンで、ホークが病気で寝っ転がってた間どっちが可哀想かというと、やっぱりフェンリスだと思うし。
    そしてこの辺からアンダースが(精神的)上位にww

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