57.市庁舎の不発爆弾:容疑者拘束さる

俺は親指で、彼の手の甲のリリウムに沿って撫で下ろしたが、やはり何の反応も無かった。

「ふん。たいしたもんだな」

フェンリスは首を振った。
「どうと言うことではない」

俺はゆっくりと彼の手を引き寄せ、彼の残りの部分もそれに付いてきた。それから彼が椅子から身を乗り出して、俺にキスをした。数回心臓が拍つ間ためらったあと、彼は俺の髪に指を差し入れて頭を引き寄せ、唇を軽く歯で噛んだ。俺は大きく息を飲んだ。

「君は大丈夫か?」と俺達が身体を離した後で彼が聞いた。彼は片膝をベッドに乗せていた。

「もちろん大丈夫に決まってるさ」と俺は大きくニヤッと笑っていった。
「たっぷり寝たからな。絶好調さ」
それから俺は顔を元に戻した。
「何も急ぐことは無いぞ、フェンリス」

彼は僅かに身体を引くと、難しい顔付きで俺を見つめた。
「君は明日の朝、ケーブルカーにはねられているかも知れない」

俺としては異論は無かった。

フェンリスは立ち上がると服を脱ぎ始めた。机の上にはまだランプが灯っていて、俺はその姿をじっくりと眺めることが出来た。フェンリスは少しも急がず、ボタン一つももたつくことなく、しかし効率的だった。彼は上着をクローゼットの上に置き、靴をベッドの下に入れた。俺の服がきちんと折りたたまれてテーブルの上に置かれているのが俺の目の隅に映ったが、もちろんそんな物に俺は注意を払わなかった。

彼の身体を走る白い紋様、シャツを脱いだ時に皮膚の下に覗いた微かな肋骨の形。脇腹にあるのは銃弾の跡だろうか。そして、メイカーも御照覧あれ、銀色なのは彼の頭髪だけだった。俺がそこから目を離せなかったからと言って、責められる者は誰も居ないだろう。

彼はしばらくそこに立って、俺にじっくりと観察させた後、唇の隅で小さく笑うとベッドに近寄り毛布を剥ぎとった。

「寒いじゃないか」と俺は笑って言うと、まだ履いていたズボンを腰を浮かせて脱ぎ、手を伸ばして部屋の隅に放り投げた。フェンリスは眉をひそめて俺を見た。

「君はいつも滅茶苦茶だな」と彼は言った。

「いつも?俺達はこれまで一回こっきりしかやってないぞ」と俺は指摘すると腕を広げ、彼はその中に潜り込んだ。それから俺達は毛布の下で絡まり、膝と肘で空間を作ると、お互いの――俺はニヤニヤと笑いが止まらず、彼は至極真面目な顔つきで――首筋と肩と頬にキスを繰り返した。それから俺は上に乗ったフェンリスの腰を両手で支え、彼が俺のざらざらとする顎に軽く歯を立てた。

「なあ、また出て行ったりしないだろうな?」
と俺は聞いた。俺の声には、ちょっとばかり哀れっぽい響きがあったかも知れない。

「どうして俺が出て行く?」とフェンリスは穏やかに笑って聞き返した。
「前に君が言った通り、ここは俺の部屋だ。もし気に入らなかったら君を蹴り出すだけだ」

「はっ!」俺はぐるりと身体を回して彼の上に乗った。
「やって見ろよ」

「後でな」

フェンリスは俺が彼を見つめるのと同じくらい、じっと俺を見つめていた。彼は俺の古傷の跡に触れ、胸の毛を珍しそうに撫で、まるで本物かどうか確かめるように俺の広い肩を掴んだ。彼の肩は俺に比べてずっとほっそりとしていた。
俺達は互いの身体を隅々まで、それこそほくろの一つ一つまで――俺の、フェンリスには一つも無かった――確かめた。

それから俺は舌を突き出すと、彼の敏感な粘膜のひだを舐め、彼は驚きとこそばゆさが半々といった感じで笑い声を上げ、俺の髪の毛に両手の指を差し込んだ。俺は自分の行動をあまり深く考えずに、頭を起こすと彼のものを口に含んだ。
フェンリスは頭を仰け反らせて叫び、彼の指が両耳を掴んだ。俺は両手を彼の腰の後ろに回して、更に深く飲み込んだ。彼は擦れた声でまた叫び、頭に差し込んだ指に力を込めた、まるで離したくないというように。俺はニヤリと口を開けたが、涎が唇の端からこぼれて俺の顎に伝わり、俺は止めた。

つまり、ニヤニヤ笑いのほうは。それ以外は俺は止めず、頭を動かし続け、フェンリスの手が髪の毛を痛いほど握りしめ、爪先でシーツにシワを寄せ、それから彼は俺の名前を叫んだ。
俺は思わず窒息しそうになり、彼の脚の間から転がり出ると咳をして、シーツの端で口元を拭った。

「そんなにひどかったか?」とフェンリスが、まだ息を切らしたまま、エメラルド色の眼を大きく見開き、不安げに尋ねた。

俺は笑いださずにはいられなかった。

「それだけの価値はあったさ、間違いなく」
俺はまた這い上がって、フェンリスに頬ずりすると彼の耳にキスした。
「もう一度やってもいいぞ」と俺は彼の耳元で囁き、彼は身震いした。

「ああ、その、もし君が構わなければ」

「もしそんなに心配なら、君自身でやってみたらどうだ?」と俺は誘いを掛けた。

彼は俺の顔をじっと見つめた。
「そもそも君はどこであんなことを習った?」と彼は疑わしげに聞いて、それから首を振った。
「済まない、気にするな。聞いて悪かった」

「何も悪いことはないさ」と俺は言った。
「後悔するようなことは何も無い」

後悔するようなことは何も無かった。そして今度は彼が俺の上に乗り、俺のものを――最初は恐る恐る、それから興味を引かれた様子で――もてあそび、俺の表情を見て、ひどく嬉しそうに大きく歯を見せて笑った。

それから俺達は毛布の下で、フェンリスが俺の前で横になり、俺が彼の肩を腕で抱いて、互いの脚を絡ませあい、温々と眠った。


足が冷たかった。しばらくして、俺はとうとう我慢出来ずに、毛布をきちんと広げ直そうと決心して起き上がった。
そしてフェンリスは、まだそこに居た。まるで赤ん坊のようにぐっすりと眠っていた。彼の身体が俺と触れている右脇腹で、ちりちりとリリウムが微かな唸りを上げていた。二人とも充電完了というわけだ。俺はくたくたの毛布をどうにか平らに伸ばして彼の腰を覆うと、肩に俺の腕を掛けて、またうとうとした。
次に目を覚ましたのはフェンリスだった。彼の上げた小さな声に、俺は浅い眠りから覚め、俺の顔を真横で見つめる彼に気付いた。

素晴らしい光景だった。俺はニヤリと笑い、彼も微笑んだ。

俺達が再び手足を絡めて抱き合った時、足音が廊下に響いたかと思うと、ヴァリックがドアから飛び込んできた。

「こんちくしょうめ、エルフ!もしまだ彼が目覚めないようなら、俺達で――」

フェンリスは喉を締め上げられたような声を立てた。

「ヴァリック!出てけ!」と俺は大声で叫んだ。

「あー、何だ、気分が良くて何よりだ、ヒーロー」とヴァリックは踵を軸にクルリと一回転して廊下に出ると、後ろ手できっちり扉を閉めた。

俺は声を高めた。
「もしサム・ファルコンの本に何か書こうもんなら――」

「落ち着けよ、ヒーロー。まだ読者はそこまで進んでないと思うぜ」

「何をしてるんだ?」とフェンリスが大慌てで毛布を掻き分けるのを見て、俺は尋ねた。

「ここには居られないぞ!」と彼は押し殺した声でささやいた。
「ヴァリックはみんなに話すに決まってる」

「それで?」

彼は手を止めた。
「その、少しばかり個人的過ぎはしないか?」

「俺達は別に秘密の関係じゃないさ、フェンリス」

彼は眉をひそめ、よく分からないと言った表情だった。
「君がそういうのなら。いずれにせよ、もう起きないといけない」

俺は溜息を付いた。
「そうだな。アンダースはとっくにギャロウズか?」
俺はそのことを考えるのをずっと避けていたのだった。

「いいや」とフェンリスは首を振った。
「最初に駆けつけたのはアヴェリンで、彼を逮捕した。やつにはもったいない扱いだな?それから俺は君を引っ張り出して、二人でここに隠れた。俺達が市庁舎で何をしていたのか、大勢の連中が聞いてきたからな」
フェンリスはそういうと、気恥ずかしげに額を撫でた。
「だが、彼らは君のやったことを探り出すに違いない、トリップ。奇跡的な幸運が重なったと信じようとはしないだろう。それにメレディスは君の尻尾を掴もうと躍起になっている」

「やらせておけばいいさ」と俺は言って毛布をはねのけた。フェンリスが言うように、俺達には今すぐやるべきことがあった。だが彼の警告は、彼の思うほど俺の心には響かなかった。俺はまだ100フィートの巨人になったような気がしていた。今ならテンプラーの全部隊も、片手ではね除けられそうだ。

俺達は一緒にシャワーを浴びて、親切にもヴァリックが持ってきてくれたカミソリを使い、やはり持ってきてくれた服に着替えた。俺はひげを剃りながら、ずっとフェンリスを目の隅で眺めていた。

それから俺達は下に降りて、大きな魔法瓶から立ち上る熱いコーヒーの香りと、実に食欲をそそる温かいパンの匂い、それにホースの熱烈な歓迎に迎えられた。アヴェリンもそこに居て、コーヒーカップを片手に掲げ、俺がまた起き上がったことに安堵するようだった。

「全く、加減というものを何時になっても覚えないようね、あなたは」と彼女が言った。

「君だってそうだろう」と俺はニヤッと笑うと、フェンリスがパンに付けるマーマレードを取ってくる間に、二人のカップにコーヒーを注いだ。俺は皿ごと食えそうなくらい腹が減っていた。
「それで、牢屋にいるアンダースはどうするつもりだ?」

「テンプラーを彼から離しておくには、この方法しか思いつかなかった」とアヴェリンが言った。
「診察所からは、昨晩の内に『証拠物件』は引き上げてきたわ。だけど連中もいずれ見つけ出すでしょうね。私達の尋問も永久には続けられないし、他の状況証拠を集めれば、騎士団が彼を捕縛するには充分過ぎる理由がある」

「あとどのくらい時間がある?」と俺は聞いた。

アヴェリンは腕時計を見た。
「署は9時に開く。事務方には邪魔はさせないよう命じてあるけれど、メレディスを何時までも押しとどめてはおけないでしょう。多分、1時間かそこら」

「ヒーロー」とヴァリックが言った。
「どう思う?あるいは、その方が良いのかも知れんぞ。彼は市庁舎を爆破しようとしたんだ」

「そして失敗した」と俺は言った。
「結局彼が実際にやったことは、市庁舎前の広場で叫んでいただけだ。彼もあのイエローケーキで頭がおかしくなったのかも知れん。いずれにせよ、このまま放っておけば、彼がまともな扱いを受けるとは思えないことくらい、皆も判るだろう」
フェンリスがマーマレードを塗った丸パンを俺に手渡してくれて、俺は一口で飲み込むと甘いコーヒーで飲み下した。
「なあ、少なくとも彼と話をさせてくれ」

俺達はアヴェリンの顔を見た。彼女は、やがて溜息を付いた。

「私に何が出来るか、見てみるわ」と彼女は言った。
「約束は出来ない。半時間後に、車両通用門で会いましょう」

彼女が出て行くやいなや、俺はヴァリックに向き直った。
「イザベラを呼んでくれ」


アンダースはひどい有様だった。彼はまだ昨日と同じ服を着たまま、独房の寝床の上で、小さく丸まっていた。アヴェリンは出来る限りのことをしてテンプラーを彼に近づけては居なかったが、警官達も街のど真ん中で市庁舎を爆破しようとしたかも知れない男に、親切だったとは言えなかった。

「アンダース」と俺は静かに呼んだ。
「アンダース、起きろ」

彼は目を開け、首を捻って怯えた様子で肩越しに俺達の方を見た。彼は両目にアザを作り、眼鏡は跡形も無く、乾いた血が襟元にこびり付いていた。

「トリップ、生きてたのか。フェンリスが君を運んでいったと聞いて、てっきり僕は――」彼は立ち上がり、よろめきながら鉄格子の方に近寄ったが、まるで熱い物に触りでもしたかのように急に手を引くと後ずさった。
「駄目だ、君はここに居ちゃいけない。メレディスが君を追いかける。僕を放っておいてくれ。頼む。僕は、許されないことをした」

「さて、そいつはどうかな。何にせよ、俺は君をメレディスの手に渡しはしないぞ。イザベラ、彼を出してやってくれ」
俺はイザベラに仕事をさせようと一歩下がった。

もちろん、アヴェリンは一歩も下がらなかった。
「一体何をしようって言うの?」と彼女はイザベラの腕を捕まえながら言った。

「牢破りさ、もちろん」と俺はニヤッと笑って言った。
「判ってるだろう、アヴェリン。君は何も無しに、俺達をわざわざここまで連れてくるもんか。それとも、もっとらしく見せるためにアザの一つくらい作っておいた方がいいか?」

アヴェリンは思いもしなかったと言うように一瞬大きく口を開けたが、すぐに固く閉じ唇を引き結んだ。
「いいえ。あなた達が扉を出たらすぐに非常ベルを鳴らして、銃を持った不逞者に脅されたと言うわ」
彼女はただ呆然とした様子で成り行きを見ているだけのアンダースに振り返った。
「彼から目を離さないように。私が関知する限り、彼はまだ逮捕状態にある。いいわね?」

俺は頷いた。

イザベラは難なく牢屋の扉を開けたが、簡単なのはそこまでだった。俺はアンダースの目立ちすぎる羽根付きの革コートを脱がせて、代わりに俺のを着せた。彼は一言も言わずに俺達のするがままに任せていた。アヴェリンは俺達を見送り、視界から外れるやいなや、彼女が走り出す足音を聞いた。
何時の日か必ず、彼女の信頼が俺達にとってどれほど大きな物か彼女に伝えよう、俺は心に誓った。

地下の駐車場で一台の車を取り囲んでいた、数人の整備員達が、俺達の姿に目を見張った。
「車も盗っちゃう?」とイザベラが彼らを横目に見ながら言った。

俺は頭を振った。「目立ちすぎる」

フェンリスが銃を振りかざし、整備員達は一斉に手を上げた。イザベラが踊るように彼らの周りを回って手足を縛り上げ、その間ずっと愉快そうに笑みを浮かべていた。

「死にたくなければ、大人しくしていることだ」と俺は精々凶悪そうな顔で言った。それから俺達は出来るだけ目立たないそぶりで、車通用門から裏通りへと出た。
「遠くへは逃げられないな」
正面玄関の方へ、騎士団の車が数台向かうのを見て俺は言った。アンダースは彼の帽子を思い切り目深に被った。

「アヴェリンはさぞかしとっちめられるだろうな」とフェンリスが静かに付け加えた。

「逃げましょう」とイザベラが言って、俺達は彼女の言うとおりにした。

俺達はアンダースをフェンリスの屋敷の地下室へ匿うことに決めた。俺が好むと好まざるとに関わらず、アヴェリンの言うとおりだった。アンダースは、少なくとも今の時点では、監視される必要があったし、地下室にはしっかりした錠前があった。
もし彼がジャスティスの力を借りたら、それでも止められなかっただろうが、今の彼はただ疲れ果て、燃え尽きた様子に見えた。今の彼がろうそくに火を付けられるかさえ、怪しい物だ。

屋敷の留守番をしていたヴァリックの所にメリルもやって来ていて、彼が大方の事情を彼女にも話していた。それから彼はポット一杯にコーヒーを淹れて、俺達皆に配ってくれた。

俺達はアンダースを地下室に連れて行き、それからヴァリックが彼にコーヒーのカップを手渡した。アンダースはまるでコーヒーを始めて見るかのように、じっと見つめていた。

俺は他の連中の方をちらりと見た。
「後は俺がやるよ。しばらく二人だけにしてくれ」

彼らは黙って地下室を出ると扉を閉じた。俺はフェンリスが近くで様子を伺っているような気がしたが、ともかく俺は、アンダースとメイジ同士で話し合いがしたかった。

アンダースは地下室でただ一つの椅子に腰を下ろし、俺は多分フェンリスが放り込んでおいたのだろう、ギシギシと軋む足置きに座った。

「どうして君はこんな事をするんだ?」とアンダースが聞いた。

俺は頭を振った。
「おい、待てよアンダース、質問に答えるのは君が先だ」

「君を傷つけるつもりは無かったのに!君はあそこに居るはずじゃ無かった」

「他の連中はどうなんだ、アンダース?彼らはテンプラーじゃない。ただの市民だ。事務員に書記、経理に整備員に警察官。君はそれを皆、殺そうとしていたんだぞ!」

「他に方法は無かった。ジャスティスは――」

「それだ、ジャスティス」と俺は両手を広げた。
「やつはどこにいる?俺はあのくそったれ野郎にたっぷりと言いたいことがあるんだ」

「彼は行ってしまった」

「行ってしまった?どういう意味だ?ひょっとして、最初から居なかったって意味じゃないのか?」

「違う!ジャスティスは、僕じゃない。それがそもそもの始まりだった。僕はただ幸せになりたかっただけなんだ、そして苦しんでいる人達を助けたかった。だけどサークルでの生活で、僕は怒りをひどく溜め込んでしまっていた。僕はただ忘れたふりをしていた、僕の身を守るために。さもなければ彼らは僕を平穏化していただろう。僕が悪さをしても笑いのめせば、面白がるフリをすれば、彼らは単に笑ってるだけだった。ハハ、またアンダースがやったぜ。滑稽なヤツだ。今年の脱走はこれで何回目だ?また鞭で打たれるぞ、懲りないヤツだな、アンダース」

彼は拳を握りしめた。
「だけど我慢出来ないこともあるんだ。僕は、僕達は、正しい行いをしていると思ってた。こうすることで正義が為されるのだと。僕は正気だった。つまり、正気だと僕は思った。そして僕達は行動を起こし、彼は行ってしまった」

彼は弱々しい笑みを浮かべた。

「こう言ってどうにかなるものでも無いけど、本当に済まなかった」と彼は続けた。
「君が爆発を止めてくれて良かった、今はそう思う。だけど、僕は結局何も出来なかった。オシノが法の力でメレディスを止めようとして失敗した後で、何かを――何でも良い、人々の目を覚まさせることを――しなくてはいられなかった」

「さてね、何時までも寝ている訳じゃあ無いと思うぜ」

「これからどうするつもりなんだ?」とアンダースが聞いた。

「正直なところ、判らん。どうにかしてオシノと話す必要があるな」

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